必要とされる筋肉      トップページへ

アームレスリングは、足の先から頭に至るまでの全身運動で、
パワー・テクニック・タイミングの3つの要素を持った競技である。
特にパワー(瞬間最大発生トルク)が勝敗を大きく左右する競技であり、
勝つ為にはウエイトトレーニングが有効である。

特に『引く力』が重要とされている為、アームレスリングの実力をアップさせる為には
『引く力』に関係する筋肉を鍛えることが必須である。
そのためアームレスラーは、「手首」「腕」「背中」さらに腕と背中を連結する「肩」を重点的に鍛えている。
トップクラスのアームレスラーの中には、片手で懸垂ができる選手も珍しくは無い。

アームレスリングには足や胸の筋肉は必要はないという極端な意見を主張する者もおり
胸を中心に鍛えるベンチプレスや、足を鍛えるスクワットを全くやらないアームレスラーも存在する。

しかし、筋肉のバランスや全体的な筋力養成の為にも、ある程度は鍛える必要があると思われる。

ただしボクシング柔術などと同じく体重別で行われるの競技なので、
極端な筋肉量の増大は体重の増加にもつながり、無差別級以外の選手は体重調整の難しさが伴う。

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